名古屋の相槌文化

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漫才師のイラスト

 

名古屋と言う街のイメージとして、他地域の人からすると、閉鎖的、独特な、と言うイメージがある。

タモリの名古屋嫌いは結構有名で、事あるごとに名古屋を小馬鹿にしたような発言をしますね(;^_^A

実は自分、これだけ名古屋の事を語っていて、既に名古屋在住歴、延べ30年近くになるが、

名古屋人ではない。

それだけ住んでたらもう名古屋人だろうと言う意見も当然出るかと思いますが、血は変えられないと言うか、気質的にやっぱり西の人間。親兄弟親戚一同全部関西の人間なので、家庭も親戚が集まっても関西人の集団。

関西人の会話文化

関西人と言うのは「良く喋る」と言うイメージかと思いますが、実は

相手との会話をものすごく良く考えた会話文化を持っている集団。

相手が何か話し出したら

ふん、へー、ほんまに?、たまらんなーそれ、

とか、とりあえず相槌を打ち、相手の話を話として成立させるよう努める

つまらん話でもなんとか成立させようとする。それはさながら漫才のような。

それが普通なの

さらに、一方的に自分だけが喋るのではなく、自分が喋ったら相手に話を振る。そして今度は聞き役に回る。相手が話すのが苦手な人間と見るや、相手が楽しくなるような話をすることに努める。

それが関西人の日常会話。

お笑いの街という感覚の大阪発の会話文化。幼いころから吉本新喜劇やお笑い番組を見るのが当たり前で育つとそうなるんです。

全然どうでもよい会話でもとりあえず会話として成立させて、なんだったら笑いに変える。

それが関西人の会話文化。

名古屋の会話文化

名古屋の会話文化と言うのは、

  • 相槌を打たない
  • 人の話を聞かない

全員が全員そうかと言えばそうではないが、本当に相槌を打つと言う文化がないのではないかと言うほど、人の話に対して何かリアクションをすると言う人が少ない。

元関西人の自分からすると、相槌を打たないってのは相当自分の話に興味がないか、よっぽど性格の悪い人間。

名古屋に来て数年間自分は嫌われてるんだと思ってた。

しかしそれ、なんの悪気もなく、それが普通なんだなと気づいた。

しかしやっぱり喋りにくい(⌒-⌒; )

逆に、関西人的な感覚で相手が話してる時に普通に相槌を打ってると

この人自分の話を聞くのが楽しいんだ

と思われてガンガン話し出す。延々と自分の話をする。

いつこっちに話を振ってくれるんだろうと思っても一切話をさせてくれない。

なんで自分だけ喋って平気なんだろうかと、こっちはずーっと思ってんだけどね(;^_^A

そうなるとその相手を避けるようになるわけだが、お構いなしに探してよって来てガンガン喋る

結構迷惑(;^_^A

しかしそれが普通なのでね(;^_^A

全く違う内容で会話を続ける人たち

たまにあるのが、二人で会話をしてるんだが、お互いが全く違う内容で延々と会話を続ける人たちがいる

名古屋の会話文化だと、自分が話したいことを放そうと思うと、相手の話をさえぎって強引に自分に会話を持ってこないといけないわけだが、それをお互いがやりあって相手の話を全く聞かず、自分の話を強引にしあって会話をしてる人たちが存在します。

例えば、片方がキャバクラの話をして、片方はパチンコの話をしてる

相手がキャバクラの話をして、一通り喋ったらもう片方がパチンコの話をする

そしてまた片方がキャバクラの話の続きをして、またもう片方がパチンコの話の続きをする。

それずっとやってる人がいるの。

当然い相手の話には一切相槌は打たず。

それで会話が成立するのが凄いなと思う。

一方通行の名古屋

とりあえず、名古屋ってところはなんでも間でも一方通行

みんながみんなそうではないが、会話に限らずいい人になってしまうと永久にいい人として利用される。

そうならないためにわがままに振る舞う

そうするのが正しいというのが、よそ者から見る名古屋の文化。

会話しかり、車の運転しかり、お金のやり取りも。

気を遣う

と言うのが裏目に出る

それが名古屋の文化かなと。

 

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